たまには「弱音を吐いてみる事」も大事かな・・・って。

皆さま おはよ〜ございます!!


昨日はどうにも踏ん張り切れずに久々に(心の)体調不良に陥っている事を書いてしまったところ、改めて3つの反応をされる方々に日々支えられる中に毎日ブログやSNS運営をさせて頂いているのだなぁ〜という事を感じさせて頂きました。


  1. どんな時でも真剣に記事を読んで下さり、本気で僕の作品表現や言葉を必要としてくれて、普段の元気な時は特にフランクな絡みがなくても、苦しい時には必ず「優しい温かい声掛け」をしてくれる方々。
  2. 普段の楽しい記事や前向きな事を書いている時しか関心を寄せてくれずに、ちょっとでも弱音を吐いたり元気がない姿を見せるとすぐに離れて行く方々。※面白いくらいに反応として表れます。
  3. どちらにも属さずに、更に「これでもか!!」と追い込むかのように攻撃的な言葉を投げかける方々。※これはごく一部ですが。


実は僕も時間的なゆとりの無さが理由の一つにありますが、「1」のタイプの人間なのですよね。


誰だって生きていれば心身ともに元気な時もあれば具合の悪い時があって当然なので、元気な時は変な話「放っておいても元気だろう」と思っているのですよね。(笑)これは仕事や性別や年齢等に限らず、どなたのブログやSNSを見ていても感じられる事ですよね。

ブログやSNSで一番厄介と言うか困るのは、今回僕がこぼしたように「元気のない言葉」や「後ろ向きな言葉」等を書いた記事に遭遇した時だと思うのです。

でもきっとそういう記事を発信している人は、本当にギリギリの心理状態で「誰かに何かしらの助けを求めて発信している精一杯な状態」なので、きっとその記事には普段の記事よりも大事なメッセージが(裏側に)込められているのだと僕は思うのですよね。

誰に向けたメッセージであるかは人それぞれ別として。


そもそも僕は立場上「個人であり、個人ではない」という妙な立ち位置にいる極めて特殊なタイプの人間で、世間一般の方々よりはそれなりに発信力を持ったブログやSNSを運営している人間でもあるので、自分の言動には常に最大限気をつけて記事を書かなければならない立場におります。

だから例えブログやSNS上でどんなに頭に来て感情的に反論したいと思った事があったとしても全てをグッと堪えて抑えなければならない事や、リアルな社会の中でものすごく悲しい事や残念なシーンに出くわして、「ここをきちんと表(社会)に出して行かないと世の中変わらないよなぁ〜」・・・と感じて記事に書きたいと思っても、書けない事(書いてはいけない事)が一杯あるのです。

その感情を全部押さえて毎日「それなりに意味のある記事」を発信し続けようと努力して来ましたが、やはりそんな事って人間に出来る術(わざ)ではないのですよね。無理をし続ければ必ずそのしわ寄せが大きくなって、結果的に自分自身のメンタルを崩す形で返って来るので(苦笑)


これはブログやSNSに関する事だけでなくて、僕の仕事全般に対する姿勢に言える事だと改めて感じますが、僕は自分で言うのも何ですが、厳格な父譲りの性格からか、本当に「馬鹿」が付くほどに生真面目で責任感が異常に強く、自分で一度決めた事は限界に達するまで絶対に曲げない(折れない)性格なのですよね。これは良い方向に働いている時はとても素晴らしい結果を得るのでしょうが、たまにこの性格が過ぎると「自分が壊れる時がある」という事も流石に最近少しずつ気づき出しているのですよね。(苦笑)


特に近年僕がたった一人で抱えている仕事量は本当に書き並べたらゾッとする程に恐ろしい量で、完全に「アーティスト」の仕事を遥かに超えて、完全に単なる「ビジネスマン」(会社の社長)の仕事になっているのですよね。一日のスケジュールも早朝の5時30分から深夜2時までアラームで刻まないとこなせない状態になっているのですからね。異常ですよ。。。


まぁ、そのくらい激しく人の何十倍も何百倍も異常な努力して駆け抜けないと、なかなか30代そこそこの年齢で「アーティスト」として社会に認知され、「好きな事で生き行く道」を切り拓いて来る事なんてとても出来なかった訳ですし、これが何事においても「仕事にする=プロになる」という事はそんなに甘くはないという辛い現実なのですが、やはり一年一年年齢を重ねた分だけ「体力」や「精神力」で乗り越えられる限界値が落ちて来ているのは事実なのですよね(苦笑) 特に僕の場合はスポーツ選手と同様にかなり激しくストイックに追い込んだ生活を長年続けて来てしまっているので、見た目以上に心身の衰弱は相当なものです。制作自体もかなりの体力と根気が要りますし。


先日の日本テレビ「スッキリ!!」の放送VTRの最初に今回はきちんと実年齢を出して頂いたように、相変わらずいつまでも「小僧扱い」をされて甘く見られる事が多いですが、実は僕ももう「40代のセロおっさん」ですからね。(※気持ちは「永遠の6歳」であり続けたいと思っていますが。)↓↓↓

スポーツ選手で言えば皆さま体力や精神力の限界を感じて「引退」をされる年齢ですし、世間一般的な職業をされているビジネスマンの方々は皆さまそれなりの「役職」を頂き、多くの部下の方々を抱え、「リーダーシップ」を発揮して社会を引っ張って行く年代の人間なのですよね。


その年代の僕が一応「VAP代表」としての仕事もきちんとこなしていますが、いつまでも「若手作家」時代と同じに現場レベルの仕事まで全て一人でこなして限界を超えてアップアップしているだなんて、それ自体がおかしな事でしょう。(苦笑) まぁ、「人を雇う」というのは大変な事なので仕方ないのですが。。。


・・・というよりも、もうこれ以上どのように時間を調整して頑張っても、誰もが平等に一日が24時間である限り不可能なレベルに数年前からとっくに到達していたのですよね(汗)


そこをずっと踏ん張って、無理に無理を重ねて「精神力」と人間離れした「体力」で乗り越えて来たつもりですが、流石に無理のレベルを超え過ぎて「脳みそがショートし出している」という事ですかね。(苦笑) 本当に頭の中のどこかの配線が切れて煙が立っているかのように、最近常に頭の中に白い霧がかかってどことなくフワッとしている状態です。(ヤバイ!?)


でもこのように体に症状が出る程になってしまったのも結局は僕自身に原因があるのだという事を、冷静に過去の自分を見返る事でようやく気付く事が出来ました。


要は

僕が異常に生真面目過ぎてがんばり過ぎる性格だからよろしくない

のですよね。


今回も「たまには手を抜いて気持ちを休める時も必要なのですよ。」等という優しい温かいお言葉をかけて下さる方が大勢いらして下さいましたが、本当にその通りなのだなぁ〜・・・と改めて感じました。


僕が全てを一人でがんばり過ぎてしまうから、気づかないうちに「やれるのが当たり前」になってしまい、

どんどん「無理のハードル」が上がり続けて行ってしまっている

のですよね。


実はこういう心の状態が目前に迫っている事をひしひしと自分自身が感じていたからこそ、先日の日本テレビ「スッキリ!!」の際にこのメッセージを「未来の自分」に向けて言わせて頂いたのですよね。↓↓↓


これからも生涯やり続けることが僕の運命だと思ってますし、何十年か経って70歳とか80歳になった時に「好きでやってたんですよ」ってもしその時に言えてたとしたら素敵じゃないですか。


子供の頃に単純に「好き」と言う気持ちでやり始め、今日までやり続けて来たライフワークなので、その気持ちをいつまでも忘れずに、

本当に「好きであり続けたい」

のですよね。


僕が望んでいる事はただそれだけであって、「仕事にする=プロになる」という選択肢はそのために必要不可欠な手段の一つであるだけで、一番大事な事はこのような

「どこまでも純粋な思いを持ち続ける事」

にあるように感じるのですよね。まぁ、この辺りの話はどんな世界でも同じ次元で仕事をしていて、相当に追い込まれた状態に陥った者同士でないとなかなか分かり合えないと思いますが。


とにかくTVの電波に乗せて自分で「未来の自分」にメッセージを送らないと気持ちが保てないくらいに、今の僕は本当に「好きであり続ける事」の瀬戸際に追い込まれている状況です。


そのくらい「好きな事を仕事にする」というのは僕自身も予想を遥かに超える大変な道のりで、正にどこまで純粋な魂を持ち続けられるかという「デスレース」を永遠に走り続けている心境ですよ。好きな事だけやっていれば良い訳でもなければ、作りたいものを自由に表現出来る訳でもなく、その上無理解な批判ややっかみだけは一杯食らいながら、「社会との足並みを合わせて求められる自分になって行く」という事ですからね。


だから僕は決めました。


たまには弱音を吐いてみる事


を。きっとこれも大事なのですよ。「もう無理です。」「限界です。」という事をたまには言葉に出して訴えて行く事も。


勿論あまり頻繁に言うと「あいつ、また弱音を吐いてるよ」って言われて真面目に受け止めてもらえなくなるので、本当に「たまに」にしますが(笑)



「出来る自分」や「がんばれる自分」を見せたかったのは、もしかしたら逆に僕自身の弱さの表れだったのかもしれませんね。


人間とは自分の限界を知って、「これ以上は今の自分には出来ません。」と素直に言えて周囲に助けを求められた時に、初めて本当に強くなれるのかもしれませんね。そこから自然と本当の意味での協力や支援の手が差し伸べられて来るものなのかもしれませんね。


期待に応えられずにかっこ悪いとか、みっともないとか、情けないとか、そんな小さな事に捉われずに、素直に自分をさらけ出す事も大事なのだと改めて「自分自身の生き方」を見返しているところですよ。そもそもそうやって一歩一歩周囲に助けてもらいながら歩いて来た道ですが、「少しでも早く一人前に力強く歩けるようにならなければ申し訳ない!!」という思いが強過ぎた事からか、無理して一人歩きを急いでしまっていたところがあるように感じます。

所詮どこまで行ったとしてもたった一人で歩ける筈はないのにね・・・。

気づかないうちに僕自身も「出来る自分」(何とかして来た自分)が当たり前になっていて、自分の能力を過信し、知らぬ間に多少気持ちが傲慢になり出していたのかもしれませんね。(大いに反省)

常に謙虚な姿勢でいるつもりですが、本当に「生きる」って難しい事ですね。。。

強くならなければ結局は負けてしまう訳ですし。。。。


とにかく物理的に出来ない事はどうがんばっても出来ないのですから、「生真面目さ」も大事ですが、こういう「開き直り」も時には大事ですよね(笑) 決して1mmたりとも怠けてはいないのですから。


なんだかどうにもならないものを相手に長い間一人で闘い続け、負けないようにとがんばり過ぎていたように感じます。。。ずっとね。。。。


とにかくこれから数年先にアーティスト人生最大の大勝負をしなければならないので、気づかないうちに一杯背負い混みすぎていた余計な荷物は出来るだけ降ろして、一点でも納得の行く良い作品を生み出し、


「好きでやってたんですよ!!」


という言葉を数年後の展覧会や、更にその先に続く展覧会の際に心から言えるように心を立て直したいと思います!!


今日も朝から長々とすいませんが、今日の深夜に自分の心を立て直すために真剣に考えを整理してまとめたブログですので、今後も気持ちの上がり下がりが多いと思いますが、一つ一つの記事に捉われずに、毎日更新される全ての記事が


セロテープアート®作家  瀬畑 亮のリアル


として受け止めて頂き、長い目でお付き合い頂きたいと思います。(笑)


そもそもブログとは本来(私的な感情や状況を綴る)「日記」ですからね(笑)

人間的に至らない僕が今日ここに居る事も、すべて「長いアーティスト活動の歴史の1ページ」として受け止めて頂けたら幸いです(笑)



セロテープアート®作家 瀬畑 亮's Ownd

セロテープ®による日々の創作活動等を紹介する「世界で唯一のセロテープアート®作家」瀬畑 亮の公式SNS集です。

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