「コンセプト」とは「ブレずに生き方を貫き通す事」!!
皆さま おはよ〜ございます!!
今日は久々にがっつりと真面目に熱く語りたい事があるので、久しぶりにAmeba Owndで朝ブログを書いてます。
こんな時にまた「同時投稿が反映しない」というトラブルが起きなければ良いのですが・・・。(苦笑)
さて、早速本題に入りますが、実は一昨日アーティストとしても、教育者としても尊敬する知人の先生よりある美術コンクールの「審査員」として協力して欲しいというお話を頂戴しました。
最初は人間的にとても尊敬している大事な先生から頂いたお話だったので、前向きにお引き受けさせて頂くつもりでしたが、落ち着いてじっくりと自分の活動スタイルやコンセプト等を見つめ直した結果
と判断し、恐縮ながらも辞退をさせて頂く事にしました。
何故ならば先日もブログで多少触れましたが、僕は公募展やコンクール等というルートを通らずに自分の道を切り拓いて来たアーティストですし、そもそも現在の活動に至った経緯は「文化・芸術」という本来定まった評価を下せない性質のものに対して「個人(権力者)の主観」によって優劣をつけるというシステムに疑問を感じたからなのですよね。
だからそんな僕が例え自分にとってどんなに栄誉な事であったとしても、「審査員」として誰かを評価するという立場に身を置くのは間違いであり、自分のアーティストとしての信念(コンセプト)に反する事だと思ったからです。
先日僕がふとした事から「賞もの」には参加しない(必要としない)と言う事をブログに書いたのは、今後も自分自身がそういうもの(誰かの力)に頼らずに、自分の足で歩いて生きて行こうという強い決意と、これまで自分が歩んで来た「アーティストとしての生き方」への自信の表れであると同時に、自分自身も決して「自分の主観で人を評価(審査)する立場にはならない」という強い信念の表れだったのですよね。
だって僕は作品の見方についてもよく
「人それぞれ自由であって良いのですよ!」
「自分にとって一番心地良くスッと心に入って来る作品が、例え周囲の方と意見が違ったとしても自分にとっての一番の作品という事なのですよ!」
等という事を言葉や文章にして言っていますし、ワークショップの際にも決して一点ずつに順位をつけて評価する事もなく、「どの作品はみんな素晴らしいし、どれもがみんな一番です!!」等という事を言っている訳ですから、そんな僕がコンクールの審査員になって偉そうに作品に優劣をつけて評価するだなんてのはおかしな事でしょう。(苦笑)
そもそも僕が最も評価すべき対象(人物)はコンクールや公募等に依存せずに、自分の足で歩いて行こうとしているアーティストなのですからね。
このように一見すると自分にとって栄誉な事(賞を頂くという事も同様)に感じる出来事があると、人はつい自分の本質や信念を見失いがちになるものですが、こういう時こそ逆に自分の信念が試されているのだと僕は思うのですよね。
僕が今こうして海外に比べると圧倒的に文化・芸術への理解度の低い日本社会の中で「アーティスト」を生業とさせて頂けているのは、卓越した表現技術があるとか、圧倒的なオリジナリティー(商業的価値)を持っているとか、そんな表面的な事が重要なのではなくて、何よりもこのように例えどんな事があっても決して自分を見失わない
「自分の生き方」に対する強い信念
を持ち続けているからなのだと思います。
このような絶対に揺らがない強い信念を持ち合わせていなければ、歴史と伝統のある大手一流企業様が大事なブランドを託して応援して下さる訳がないのですからね。
世間一般的に見ると単なる「頑固で不器用な人間」と取られる部分も多々あるのでしょうが、「不器用な信念」が時に社会の中でものすごく大きなものを動かす原動力となって行く事もあるのですよね。「信念」とは誰かに教えられて身につけるものではなく、自分の人生を通じて時間をかけて自然に自分の体に染みついて来るものなので。
・・・という事で、今日は一つの仕事の依頼から
という自分自身の活動の
コンセプト=生き方
を改めて見つめ直す有り難い機会を頂戴したので、久々に時間をかけてがっつりと自分が大事にしている事を記事にまとめてみました。
どこかの誰かの心に何かしら響くものがあれば幸いなので、セロ流「夢を叶える方法論」のカテゴリーに加えておきますね。(笑)
それではまた次のブログで!!
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